愛知県名古屋市でANK(NK細胞)免疫細胞療法と抗体医薬品・ビタミンC療法でがん(癌)治療を行う河合まごころクリニック

他の免疫療法との比較

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他の免疫療法との比較

他の免疫療法との比較
はじめに*重要
ANK自己リンパ球免疫療法が他の免疫細胞療法と圧倒的に違うのは、NK細胞の活性の高さと数なのですが、一般の方にとって「見えやすい」のは、採取するリンパ球の数と発熱などの免疫副反応です。国内で実施される通常の免疫細胞療法では20~50ml程度の採血をして、その血液に含まれるリンパ球を培養しますが、ANK免疫細胞療法では、5000~8000ml相当もの血液から、リンパ球を直接採取してそのリンパ球を高度な技術で培養していきます。ANK自己リンパ球免疫療法で採取するリンパ球は、他の免疫細胞療法で採取しているリンパ球の数に比べ100倍以上多くなります。
 (ただし、樹状細胞療法の場合は、樹状細胞が血液中にほとんど存在しませんので、ANK療法と同じ手法で、数リットルの血液を採取します。)
ANK療法の最大の技術上の特徴は、採取されたリンパ球に含まれるNK細胞を活性化しながら、NK細胞だけを選択的に増殖させる技術にあるのですが、培養をスタートする時点から、細胞数が圧倒的に多いわけです。
 ANK療法においては、1クール当たり、概ね100億個レベルのNK細胞をそろえ、これを12回に分けるのですが(採取時の細胞数や状態が個々に異なりますので、培養細胞数を保証することはできかねます)、他の免疫細胞療法の場合、一回の点滴に含まれるNK細胞数は、概ね、数十万~数百万個に過ぎず、培養細胞の大半がT細胞となっています。
 したがってANK自己リンパ球免疫療法と他の免疫細胞療法では、土俵が違うと言う事ができます。
◆ ANK免疫細胞療法(Amplified Natural Killer)
長所
がん細胞を殺傷する力が強いリンパ球(特にナチュラルキラー細胞)を 選択的に増やすことが可能。

短所
NK細胞の培養が困難なため、現在、京都大学出身の研究者自身が細胞培養に従事する京都の培養センターでしか細胞培養ができない。そのため、培養が容易なT細胞や樹状細胞、あるいは活性が低いNK細胞をそのまま利用する方法、もっとも簡単に合成できるペプチドワクチンなどが、全国各地に普及し、また、実験も容易なことから大学での研究活動や論文発表が活発。要するに、ANK療法は特徴的な技術であるゆえに、普及に手間取り、簡便法の方が早く普及し、知名度が高い。

◆ CAT療法(CD3 Activated T Lymphocyte)/CD3-LAK療法(CD3- Lymphokine Activated Killer) T-LAK療法(T Lymphokine-Activated Killer) α/βT細胞療法
特徴
名称は様々であるが、実態は同じもの。CD3抗体とインターロイキン2を用いキラーT細胞を選択的に増殖させる培養法。特定のがん細胞を攻撃するCTLだけではなく、キラーT細胞全体を漠然と増殖させるので、がん細胞を傷害する能力は低い。日本で免疫細胞療法といえば、この方法という位、最も普及している。
◆ LAK療法(Lymphokine Activated Killer)

特徴
リンパ球集団全体をインターロイキン2で活性化するもの。米国国立衛生研究所NIHが主導した大規模臨床試験では、数十リットル相当の血液から大量にリンパ球を集め、著効例を認めたが、国内で実施される「日本版」LAK療法は、血液量数十ml程度しか採取せず、治療強度は格段に落ちる。NK細胞だけを選択的に増殖させるものではないが、培養細胞中から、NK細胞を除去すると、がん細胞を傷害する活性がほとんどなくなることから、LAK療法において、著効を示したのは、NK細胞に起因することが証明されている。なお、オリジナルのLAK療法(米国)では、培養期間をNK細胞の活性が低下しない3日以内と制限したが、国内で実施される「日本版」LAK療法では、概ね2週間培養するため、NK細胞の活性は低下し、培養細胞の大半がT細胞となっている。結局、上記CAT療法と大差ない細胞構成比・数となっている。
◆ 樹状細胞療法(Dendritic Cell;DC)

特徴
様々なバリエーションがあるが、樹状細胞は感染症防御の司令塔としての機能解明が進んでおり「有名」である。そのため研究者人口が多く、予算も多くなり、1973年以降、おおよそ40年間、多くの研究者が、がん治療への応用を試みてきた。ところが、細菌やウイルスには鋭く反応する樹状細胞も、がん細胞を認識する専用センサーはもっておらず、がんに対する反応は鈍い。2010年には、「樹状細胞療法」という名称で呼ばれてきた「プロベンジ」が、米国FDA(食品医薬品局)の承認を取得し、さらに樹状細胞の知名度が向上したが、培養細胞の中身は、NK細胞およびT細胞を混ぜたものとなっている。
なお、樹状細胞療法や、がんワクチン(ペプチドワクチン)の目的は、CTLの誘導であり、当クリニックでは、直接、CTLを培養する治療法も提供していますので、樹状細胞療法やがんワクチンを実施する必要はありません。

治療の方針

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